幼稚園受験の面接テストで聞かれる内容とコツ・ノウハウ


ヤフー知恵袋から引用


意外にまとまっている情報が、WEB上に少ないので、記載します。
自分の子供の面接で3つの幼稚園について体験した内容や、問い合わせや見学の過程で聞いた内容です。

ポイント ※すべての幼稚園で共通して聞かれた内容
①「あなたのお名前は?」
②「君は何歳ですか?」
③「今日は誰と一緒に来たのかな?」

 
※色と形についての質問
幼稚園A:色紙に別の色で書いてある図形のA4サイズくらいの紙を子供に見せて、「この形と色を教えて下さい」。紙には○△□の図形が描かれていました。
幼稚園B:面接官が手におもちゃを持ち「これは何かな?」「これは何色かな?」
幼稚園C:言葉で「●●は何色かな?」という質問。動物や果物など。

※好きなものについての質問
幼稚園A:「好きな食べ物はなんですか?」
幼稚園B:「好きな乗り物は何かな?」「好きな食べ物は何かな?」「好きな遊びは何かな?」
幼稚園C:「好きな動物は何かな?」

====

面接の形式
幼稚園A:試験①子供を親から離して別室に集めて行動観察。評価の内容や質問内容は不明。 試験②試験官1名と親子での面接テスト。親への質問は一切なし。


幼稚園B:試験官2名と親子での面接テストのみ


幼稚園C:試験①子供を親から離して別室に集めて行動観察。評価の内容や質問内容は不明。 試験②試験官1名と3組の親子でのグループ面接テスト。親への質問は一切なし。グループ面接だが質問は試験官と子どもの1対1の問答を、設問を変えて繰り返す形式。自分より先に話しているやりとりで子どもが先入観を持ってしまうようで、2番目のお子さんは不利な様に感じました。

総じて、創造性や運動能力等ではなく、言語能力やどれだけ素直に質問内容に正確に答えるかを見られているように思います。

ヒント

テストにかかる時間は、待ち時間も込みで30~90分。
併願をしている際には、スケジュールに余裕を持つといいでしょう。

 
====

後日園に訪問中に見かけた別の御家族でやっていた禁断の裏ワザでお勧めはしませんが、試験日が重なっているケースの対処法の一つとして挙げておきます。
当日、子供が高熱を出したことにして、併願の学校に連絡を入れておき、
後日改めてその幼稚園に出向いて面接を受けるというやり方をしている御家族を見かけました。
二次募集をしていない幼稚園さんも少なくありませんから、
こういう行動に出る親御さんがいるのでしょうね。

ポイント

 併願について。
2~3歳児の集中力として、1日に何回も面接を受けるのは厳しいと思います。
併願するにしても2校までにした方が、良いと思います。

====

注意

「プレ保育に通っていれば100%大丈夫」
「兄弟が通っていれば100%大丈夫」
「定員オーバーになったことがないから100%大丈夫」
といった話をする幼稚園さんもあるようですが、
実際には、受験生が殺到すると、合格とならないケースも、実際に友人にありました。

 
親としては、甘いコメントに踊らされずに、
リスク管理として最悪の事態に備えておくということがノウハウとして
大事だと思います。

確実に入れる、という情報を流すことによって、
第一志望として検討していた人だけでなく、
すべり止めとして検討していた人も取り込むことが出来て、
願書等の販売収入増や、受験料収入増を期待できるという話を聞きました。

幼稚園によっては、子どもに順位をつけるのを嫌がって、
先着順を徹底している学校もあるようです。
試験日の2日前の夕方から行列ができている幼稚園もありました。

一方で、私が経験した幼稚園Aでは、前の日から夜通し並んでいた方で
合格となっていなかった御家族がありました。
早く並べばよい、ということでもないようです。

====

幼稚園は地域によっては、一部の園に人気が集中することもあります。

ポイント

一般的に人気がある幼稚園というのは、
①通園バス・幼稚園バスがある
②延長保育がある
③給食がある
という傾向があります。

 子どもたちが幸せそうだとか、教育内容や方針が良い、とかではない部分で
人気が左右されることが多いようです。

色んな幼稚園に問い合わせたり、見に行ったりしたのですが、
私見ですが、人気がある幼稚園に、先生やスタッフが横柄・高飛車なところが多いように
感じられました。
子どもたちや親、入園希望者等に気配りをしなくても、他の要素で人気は変わらず、
経営も安定しているため、対応の仕方などを改善する
インセンティブが無いのだと思われます。
横柄・高飛車な態度をとる大人と日常的に触れさせたくない親御さんは、
世間の人気がある園だろうと、見学等行って確認することを強くお勧めします。

特に「お受験」等でもない、近所の普通の私立の幼稚園でも、
概ね、このような内容のようでした。

====

問い合わせをした幼稚園の中には、
学年主任の先生が
①テストでは発達障害や多動性障害といった障害者をはじいている。
②40人ほどの園児を2名程度の先生でマネジメントするには効率の追求が不可欠。
③とはいえ園の経営もあるので、そういう管理しにくいお子さんは補欠という形でキープしてる。
④このように幼稚園の経営にとってプラスになるので、正式な試験とは別枠でも、「正常なお子さん」なら受け入れることがある。
といった趣旨の発言をしている所もありました。
「教育者」を目の前にして信じ難い発言ではありましたが、一方で、
ドライにビジネスとしての幼稚園経営を鑑みると、ここら辺も本音なのだろうと思います。

元気良くてよく動く子供よりも、
静かで質問に答えない子供の方が、面接では有利だという話もありましたが、
ここについては、真偽のほどはわかりませんし。園の方針によって異なるとも思います。

====

幼稚園の対応のレベル感にも
大きな差があります。
子どもや保護者に無用な待ち時間が発生しないように気遣っている園もあれば、
何の工夫もなしに前日から並ばせている園もあります。

ポイント

願書を受理した際に集合時刻を明らかにしている園や
試験の受付を生年月日別の時間制にしている園は、
幼稚園の経営として、子どもと保護者をきちんと扱おうとするところが多く、
そういう園は総じて教育方針もしっかりしていて、通っている園児もいきいきしています。

 
2歳半で試験を受けるお子さんと、
3歳半で試験を受けるお子さんと、
生年月日別になっていれば、よりフェアな試験官の判断が期待できます。

====

オムツが取れていることを、裏メニュー的に必須としている園もあるようです。親から離れて別室での行動観察を実施する園では、そこをチェックしているとの話もあります。
これも、幼稚園の経営効率から考えると、管理しやすい子供を選別する、
という話なのだと思います。

以上

注意:個別の幼稚園によって事情は異なると思いますので、あくまでもご参考として御参照下さい。