小学校選びのポイントはどんなところ?


どんな学校があるのかをまずは確認しよう!



小学校はどんな学校があるの

「公立・私立・国立小学校の特徴と選び方」でもご紹介しましたが、小学校には公立小学校、私立小学校、国立小学校が存在します。今回は受験が行われる私立小学校・国立小学校の中でもとくに私立小学校に注目してみていきましょう。


まず私立小学校の選択肢は、次の3つに分かれます。


1.大学までつながる附属校


2.高校までつながり、大学受験を目指す附属学校


3.小学校だけで、中学受験を目指す学校

 (※一部、中学校までの学校もあります)



またこのなかでも「無宗教で共学」「宗教で共学」「無宗教で別学」「宗教で別学」という4つのグループに大別されます。一例ですが、宗教で別学は面接が厳しくなる傾向があります。


最初は学校によって根幹にある教育方針がそれぞれ大きく違うという認識を持つようにしましょう


では次に実際に小学校選びをする際の情報の集め方をみていきましょう。




ポイントは学校の両面を見ること


まず学校情報を集める方法にはいくつかの方法があります。


1.インターネットや口コミサイトの閲覧
2.近所で実際に通っている人の情報
3.学校説明会
4.運動会(イベント)
5.公開授業
6.登下校の様子



1は手軽に集められますが、信ぴょう性が低い情報もありますので、参考にはいいでしょう。

2は見つかれば有益な情報を得ることができますが、既に卒業してしまっている場合は状況が変わっている可能性もありますので、やはり参考程度に留めておくといいのではないでしょうか。

3~6に関しては非常に有効です。ただ漠然と行くだけではなく、気をつけることでより効果的です。 それは、イベント時の学校の様子・先生・生徒の雰囲気だけでなく、「素の学校の雰囲気」をどれだけつかめるかということです。


イベントはあくまで準備された公開用のものなので、本音と建前があります。しかしふとしたときに見せる先生・児童の表情は、いわば素の情報といえます。この素の情報をいかに読み取り、判断材料にすることが大切です。これは小学校受験に限らず、中学・高校・大学受験の際にも役立ちます




小学校選びはお見合いと同じ?


小学校選びはお見合い?

小学校選びは「お見合い」にとても似ています
お互いがまったく知らない状態から、情報を集め、実際に会いお互いのことを知り、合意すれば結婚という形になります。当然お互いが合意しなければ結婚の話はなくなり、また違う相手とお見合いをします。学校選びも結婚同様に長く付き合っていくので、なるべく色々な視点から見ていくのが望ましいでしょう

しかし、お互いに合意したうえでの結婚も、実際に一緒に生活してみると思っていたことと違う部分や相手の嫌な部分が見えてしまうこともあります。学校も同じように、入学前に持っていたイメージと実際には異なる場合があります。

一番重要なことは嫌な部分を見るのではなく、良い部分を見ることです。例えばこの学校はこのあたりに力を入れてはいるが、このあたりは弱いなということが事前に分かっていればお子さまの適性や将来身につけて欲しい力を見極めて選択する方法を取ることもできます。




ココがポイント!

お子さまに一番合った小学校を選びたい所ですが、実際はとても難しく、正解がないといえます。なぜなら、幼少時は月齢や性格もあり、それぞれ伸びる時期が異なるからです。大学までストレートで進学させたいと思っても、他の学校に行きたいなどもでてくるでしょう。大切なことは小学校に入った後、お子さまはどのように変化していくのか見てあげることです。このあたりも理解したうえで小学校選びをするといいのではないでしょうか。




以上は インターエデュから引用  27年6月