面接時の服装選びのポイントは?


ご家族ごとの服装の選び方伝授


服はいうまでもなく、相手、とくに初対面に与える影響を大きく左右します。皆さまも経験があると思いますが、どんなに中身が良くても、見た目に清潔感がないとすばらしい発言も半減してしまいます。

学校見学やイベントの時は、ご家庭側もまだ検討段階なので、服についてそこまでこだわる必要はありません。しかし面接時は、第1希望ではない場合も、入学する意思はあるということなので、学校側もトータル的にチェックしてきます。ではこれを受けて、どうやって服装を選べばいいのかご紹介します。



【お父さま】
紺・グレーなどの落ち着いた色。ストライプなどの目立つ柄物のスーツは避けましょう。流行りの細身すぎるスーツや、モード感のあるスーツは好ましくありません。ワイシャツは白が基本です。


【お母さま】
半袖のワンピースとジャケットの組み合わせが基本。色は紺色を中心に選ぶとよいでしょう。メイクは、派手な色を避け、ブランドのロゴが入っているバッグやアクセサリーも避けたほうがよいでしょう。


【男の子】
白い半袖のポロシャツに、紺色のベストとパンツが基本です。試験が行われるのは秋で肌寒いのでは?と思われるかもしれませんが、子どもは暑さに敏感です。寒がりな子には、紺のジャケットなどを準備しておくといいでしょう。


【女の子】
フリルなどがついていない清潔な印象のシンプルな紺やグレーのワンピースかアンサンブルがおすすめです。男の子にも共通していますが、靴は黒のローファーが基本です。




服装以外でも気をつけたいこと、持っていきたいもの


服装はもちろん重要ですが、それ以外でも試験当日に持っていくと便利なものをご紹介します。


【安全ピン・ソーイングセット】
服が破れてしまった時に役に立ちます。普段着なれない洋服だと、何が起こるか分からないので持っていくべきです。


【着替え(靴下など)】
雨などで濡れてしまったときに役に立ちます。せっかく練習したのに服が気になって、本来の力を出せないともったいないので、一組持っていきましょう。


【ビニール袋、雨具(傘・レインコート)】
雨が降っていなくても、不足の事態に備えて必ず持っていきましょう。ビニール袋は、濡れたものをいれる以外にも、汚れてしまったものなどを入れることができるので、3枚ほど持っていくと重宝します。



また、服装以外の要素として髪型があります。女の子も男の子も前髪を目にかからないようにし、長い場合は、二つに結ぶか三つ編みにし、大きな髪飾りは避けましょう。




購入のワンポイントアドバイス

ワンポイントアドバイス

第9回 特別企画!小学校受験のプロから見た、合格までの道のりでもご紹介しましたが、服装に関しては、正解はありません。ただ、親御さんの服装が周りと違うと、当日子どもが不安がる傾向があるのも事実です。


また試験を受ける前に、お子さまに何回か当日と同じものを着せてあげましょう。着なれた服装であればリラックスでき、本来の力を出すことができます


そうなると早目に購入しないとまずいのではとお考えになる方もいますが、1年も前に購入してしまうと子どもが大きくなり、きゅうくつになってしまいます。あくまで目安ですが、学校見学(数か月前ぐらい)の少し前のタイミングで購入するのが最適です。




ココがポイント!

服装は見た目を整えるうえでも重要ですが、見た目以上に、動きやすいことも重要です。せっかく試験まで進んでも、本来の力を出せなければ、今までの努力が報われなくなってしまいます。短い期間しか着ないものかもしれませんが、専門店で相談し、購入するようにしましょう。



インターエデュさんから引用