海老蔵は8連休で準備万端 芸能人“お受験狂騒曲”の舞台ウラ

 

 歌舞伎役者の市川海老蔵(39)が1日、長女・麗禾ちゃん(6)の小学校受験のため、8連休をとっていることを自身のブログで明かした。11月の1日から9日は、青学、慶応、成城、早実、学習院など都内の有名私立小学校の受験日が集中しており、「麻央から二年前からこの時期はお休みしてね。と言われていました」と亡き妻・麻央さん(享年34)に前々からお願いされていたという。

 海老蔵家の本命は、幼稚園受験で合格していた私大付属の小学校。麻央さんの容体が思わしくなく、泣く泣く“転園”したリベンジともいえる。

 今年は他にも、藤本美貴(32)と品川庄司の庄司智春(41)の長男(第1子・5)、長谷川京子(39)とポルノグラフィティのギタリスト新藤晴一(43)の長女(第2子・5)、元フジテレビアナの中村仁美(38)とさまぁ~ずの大竹一樹(49)の長男(第1子・5)が有名小学校を受験。

 また、山本モナ(41)は、“先輩ママ”青木裕子(34)の指導のもと、長男(第2子・3)を有名私立小に通わせるべく“お受験幼稚園”を受験しているといわれている。試験はたった一回でも、準備は数年がかり。多忙な芸能人がこの日のためにスケジュールを調整しているというのだから驚きだ。

■ブランド校に入ればママタレ価値もアップ

 芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。

「以前は宇多田ヒカルさんの影響で、グローバルな環境のもと、芸能界と切り離して育てられるということでインターナショナルスクールが人気でした。ところが最近は“ママタレブーム”の影響もあり、『子育て上手』な母親に価値が出始め、伝統的な日本の有名私立校にシフトし始めたように感じます。今お受験を頑張れば大学までエスカレーターですし、もし子供が芸能界に入っても有名私大卒のブランドは一生もの。さらに、子供に紐づいて母親にも価値が生まれます。今後も芸能界で仕事を続けたいお母さんたちにとってお受験合格はそれ以上のメリットがあるのです」

 中卒、高卒、中退者が多い芸能人が、せめて我が子はと思う親心もお受験に駆り立てるのだろう。

 

 

日刊ゲンダイデジタル から転載