内田恭子のセレブ感満点ファッションで名門幼稚園ザワつく

 

水色の半袖シャツに、濃紺の半ズボン──かわいらしい制服を着た2人の男の子に手を引かれ、笑顔のママが歩いて行く。サテン地でシャンパンゴールドのオールインワンという流行のファッション。その背中は大胆に大きく開き、セレブ感満点だったのはフリーアナウンサーの内田恭子(40才)だ。

 

 3人は都内の高級住宅街の一角、なだらかな坂道の途中にある日本で最難関といわれる名門幼稚園に入っていった。

 

「厳しい教育方針で有名で、言葉遣いやマナー、挨拶といった礼儀作法に始まり、給食を残そうものなら泣きわめこうが帰らせない。“家庭ではどのような教育をされているんですか!”と保護者まで叱られるほどです」(お受験関係者)

 

 小学校お受験の実績も抜群で、なんとしても同園に子供を入れたいと切望する親も多い。企業経営者や有名人、高級官僚がズラリと並び、過去には楽天の三木谷浩史会長(51才)やGREEの田中良和社長(39才)、芸能界では藤井フミヤ(54才)や近藤真彦(52才)、元アナウンサーの千野志麻(38才)が同園に子供を通わせた。

 

 入園は超高倍率な上に、年間40万円ほどの保育料に加え、「ほとんどの親が1口20万円の寄付金を5口は払う」(同園OBのママ)というセレブ幼稚園に、ウッチーは現在、年長と年少の2人の息子を通わせている。

「トークショーに出た時やエッセイでもお子さんの話題に触れていますが、内田さんは、本当に教育熱心なんです。“子供たちには立派に育ってほしい”って口グセのように言っていて。それで実際に名門幼稚園に入れちゃうんだから、さすがの一言ですよ」(芸能関係者)

 

 しかしその周囲がにわかにザワついている。同園に子供を通わせるあるママが言う。

「この幼稚園はシンプルで清楚なお召し物の保護者が多くて、送迎にも紺スーツを着ているママがほとんどだから、内田さんのようなおしゃれなかたは目立っちゃうんですよね。けっしてド派手だとか、ブランド物でガチガチってことではないんですよ。でもこの園のママたちに交じると、微妙に違和感があるというか…」

 

 ドイツ生まれのウッチーは、小学5年生から高校の途中までアメリカ・シカゴで生活した帰国子女だ。

「海外生活が長かったからかウッチーは“日本的“な決まり事が苦手。ノースリーブの肩出しとか、ちょっとした肌の露出も彼女にとっては普通のことですから…」(前出・芸能関係者)

 

 ウッチーなりに気を使っているものの、ママたちの目は厳しく光る。

「水玉ドットのカシュクールを着てたり、流行する前にロングスカートをはいていたことも。“内田さんってホントにおしゃれ”と言うママもいる一方で、“この幼稚園はそういう所ではないのに”って言う人もいて。親の服装まで暗黙のルールがあるのも、ちょっとどうかと思うんですけどね」(前出・あるママ)

 

 子供同士の関係以上に、ママ同士の距離感が難しいといわれる昨今。同園でも子供を送り届けたあと、お迎えの時間までランチやお茶をしながらおしゃべりに花を咲かせるママも多いという。

 

「他の幼稚園より、ママ同士の繋がりは濃密だと思います。内田さんは上の子が入園した当初、仕事があるからって参加できないことも結構ありましたが、最近はランチにもよく顔を出していますよ。保護者持ち回りの仕事も積極的にやってくれるので、仲良しのママもたくさんいます。ファッションは、まあ、それも内田さんの個性かなって」(前出・あるママ)

 

※女性セブン2016年8月18・25日号